医療法人三慶会 指扇病院 指扇療養病院|排便機能センター

排便機能センター

肛門括約筋収縮訓練

肛門を十分に締められないために便失禁が生じている場合に、自分の肛門括約筋の動きを見ながら上手に収縮する方法をマスターする訓練です。
便失禁に対するバイオフィードバック療法とも呼ばれ、肛門筋電計やPFMトレーナーを利用します。

マイオトラック3肛門筋電計 PFMトレーナー HnJ-500

アナルプラグ

肛門に栓をして便失禁を防ぐ方法です。
肛門に人工物を挿入するため、違和感を強く感じる方には不向きですが、脊髄障害や高齢のために直腸の感覚が鈍くなっている方には効果的です。

アナルプラグ

逆行性洗腸法

高度の便失禁や便秘の場合に、1~2日に1回、肛門から500~1000mlのぬるま湯で大腸内の便を洗い出す治療法です。

朝、1時間ほどかけて行なうので、時間と手間がかかりますが、1時間かけて大腸内の便がなくなれば、あとの23時間は便失禁の心配がありません。

逆行性洗腸法

肛門括約筋修復術

経膣分娩や肛門の手術などで肛門括約筋が断裂しているために便失禁が生じている場合に、肛門括約筋を縫い合わせる手術です。

肛門括約筋修復術

仙骨神経刺激療法

ペースメーカーのような刺激装置を皮膚の下に埋め込んで、排便に関係する仙骨神経を電気刺激して便失禁を改善する治療法です。
試験刺激の段階で効果のある患者さまだけに刺激装置を埋め込むので身体への負担が少なく、有効率70~80%と効果も高い画期的な治療法です。
まだ治験段階ですが、近い将来、保険適応になる可能性があります。

仙骨神経刺激療法

肛門括約筋弛緩訓練

排便時に緩むべき肛門括約筋を逆に締めてしまうために、排便困難や残便感が生じている便秘の患者さまが対象です。
自分の肛門括約筋の動きを見ながら上手に弛緩する方法をマスターします。
機能性便排出障害型便秘に対するバイオフィードバック療法とも呼ばれ、肛門筋電計を利用します。

マイオトラック3肛門筋電計

順行性洗腸法

手術または内視鏡を利用して盲腸瘻(盲腸と皮膚の連絡路)を作製し、1~2日に1回、浣腸液を200ml程度注入して大腸内の便を洗い出す治療法です。

逆行性洗腸法と比較して、洗腸に必要な注入量が少なく、かかる時間も15分程度と短く、大腸内に残される便も少なく、より効果的です。
しかし、簡単とは言え手術を必要としますし、便は出てきませんが皮膚と腸がつながるという意味では小さな人工肛門とも言えます。

順行性洗腸法

直腸瘤修復術

女性に特有の排便困難や残便感の原因として直腸瘤があります。

直腸瘤では、直腸と膣の間の壁(直腸膣中隔と言います)が出産や加齢で弱くなって、排便時に力むと直腸の前の壁が膣側に膨らむために便をうまく出せません。

下剤やバイオフィードバック療法で症状が改善する場合もありますが、症状が高度の場合は、直腸と膣の間の壁を自分の筋肉を使って補強する手術が効果的です。

直腸瘤修復術

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